強い耐久性と抗菌力

檜(ひのき)のまな板

板前さんが使うような木のまな板、すてきですよね。一枚は持っていたいキッチンアイテムです。

山一のまな板のこだわり

さまざまなメーカーからいろいろな素材やかたちのまな板が販売されていて迷うところですが、ここでは当店がおすすめする“山一(やまいち)”まな板のこだわりをご紹介いたします。

素材は、樹齢200年以上の厳選された木曽ひのき材です。これほどの高樹齢のひのきがそろうのは、日本ではもはや信州木曽だけと言われています。

木目には“柾目”と“板目”があります。


木目が細かく平行に並んでいる「柾目材」は包丁の刃当たりが均等で使いやすく、山なりの木目の「板目材」は硬い冬目と比較的柔らかい夏目の間隔が広く、「柾目材」に比べ刃当たりや水切れが劣ります。
図のように丸太の端から端を切り出す「板目材」に比べ、「柾目材」をとるには芯を中心に切り出すため、無駄も多く希少となります。
「柾目材」で一枚板のまな板ができれば理想なのですが、それを叶えるには樹齢300年以上の材木が必要となり、今や入手は難しくなりました。

多くの一枚板のまな板が「板目材」なのに対して、山一は「柾目材」にこだわり、昭和50年代初めから、住宅の構造材の端材を有効利用して、まな板に適した樹齢200年以上の「柾目材」のみを特殊接合して製品化しています。

特殊接合技術により一枚板とまったく変わらない感覚でお使いいただける上に、「板目材」の一枚板よりも耐久性も高く仕上がっています。

木曽ひのきのまな板

山一の“柾目”へのこだわりを中心にご紹介しましたが、他にもひのきのまな板にはおすすめポイントがたくさんありますので、以下にまとめました。

  • 木曽ひのき独特の弾力性は、包丁をリズミカルに弾き包丁が傷みにくく、また木の凹みキズも水の吸収によりある程度復元していきます。
  • 軽さを訴求した薄いまな板がかなり市販されていますが、山一のまな板は厚み30㎜です。この厚みであれば、水の吸収と乾燥の繰り返しでも反ったり割れたりすることがありません。
  • ひのきは強い耐久性と抗菌力あり、食品を扱うまな板に最適です。
  • ひのきの香りが楽しめることも日々台所でのいやしとなります。

昔ながらの天然素材の台所用品には、使い続けられる素晴らしさがあるのですね。木のまな板ご検討中の方の参考になればうれしいです。

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