トマトの冷製パスタ

暑い季節に、冷製パスタはいかがですか。
いくつかのコツさえ押さえておけば、水っぽくならず、味がぼやけることもありません。お店の食べたようなあのお味も決して難しくはありません。
<一人分材料>
- パスタ(スパゲッティーニ) 70g
- ミニトマト 5~10個
- 茹でタコ
- 生野菜(ルッコラ、トレビスなどお好みで)
- ニンニク 少々
- レモン 1/3個
- 塩 適量
- エクストラバージンオリーブオイル 15ml

トマトは味が安定しているミニトマトがおすすめです。熱湯にくぐらせ冷水のさらし、皮をツルンっと湯むきします。

トマトの果汁が出やすいように、横にカットします。

トマトから出るジュースが美味しいソースとなりますので、断面に塩を振って冷蔵庫で30分以上寝かせましょう。

ソースとなる美味しいトマト果汁がでてきました。

このへんで、パスタの準備にとりかかります。
冷製パスタはカッペリーニのイメージですが、スパゲッティーニ(スパゲッティよりやや細目のパスタです)でも十分美味しく仕上がります。あまったら暖かいパスタにも使えます。
通常パスタは1%ほどの塩分でゆでますが、冷製パスタの場合は茹で上がりに洗ったりして塩分が抜けることも考慮して、2%(1リットルに対して20グラム)と濃いめの塩分濃度でしっかりと下味をつけておきましょう。
また冷たいパスタの場合は、アルデンテでは芯が残り、かたく感じてしまうので、ゆで時間は袋の表示より1分長めにゆでます。

茹で上がったら手早く流水で締めて

粗熱がとれたらさっと氷水で締めます。長くさらすと塩味が抜けてしまいますので注意です。

ザルで水切り後、さらにペーパータオルでそっと水分をとります。この工程を入れることで仕上がりが違ってきます。

パスタの準備ができたら仕上げに入りましょう。今回は先ほどのトマトにルッコラとタコを追加します。

ニンニクもすりおろして入れましょう。

パスタと具材にレモンとオリーブオイルを加えます。オイルとトマトから出た水分がしっかり乳化するまで混ぜます。

お好きな器に盛りつけて完成です!

通常はレモンとオリーブオイルを使うところを、香りのオリーブオイルを使うと違った風味が楽しめます。おすすめのベルガモットの香りがもう極上です♡
今回はルッコラとタコで作りましたが、シラスやカニ缶、えび、スモークサーモンなどのシーフード、生ハムなども美味しそうです。野菜はチコリやワサビ菜、ベビーリーフでも。
食欲が落ちる熱い季節はついソーメンや冷麺などワンパターンになりがちですが、冷製パスタでさらにメニューが広がります。ぜひお試しください!