ビジネスシーンでも使える薄くて小さい財布
dritto 2はコンパクトな財布の問題点を解決した小さく薄い財布です。
多くのコンパクトな財布が開発されてはいますがカードが落下する、コインが落ちてしまうなどの問題があります。
その問題点を構造により解決しつつ財布の容量を確保しました。
現在使用している財布から中身を減らさずスムーズに移行出来ます。
直線をメインにデザインを考えたのでイタリア語の「dritto(ドリット)」という名前を付けました。
まっすぐという意味があります。2は二つ折り財布の2です。

薄さを求めながらも収納力に妥協はしない
外側は元厚を使用、内側はパーツによって厚みを変えていますが最低でも1.2㎜の厚みに設定しています。
薄さを求める為に1㎜以下に設定している薄い財布も多々見受けられますが強度の点で問題がありますのでrectum2には使用しておりません。
カードポケットに最大8枚入る構造で作っています。

加えて蓋に一枚カードが入れられるので合計9枚のカードが収納可能です。
ここに交通系カードを入れてもらえると財布に入れたままICカードをタッチ可能です。
使い始めは革に張りがありますがご使用して行くにつれて革が馴染み厚みが薄くなります。

ホックがないのに蓋が開かない独自構造
自社独自の構造でホックを使わず蓋を押さえる事が可能になりました。
これによりホック部分の厚みを抑える事が出来、鍵の収納スペースを確保しました。
鍵の収納スペースは独立した物を採用しています。飛び出し防止に蓋もしっかりと付けています。

余裕のコインポケット
取り出しやすさも考慮して端を押さえると口が開く構造になっています。
コインポケットに余裕があり最大でコインが19枚まで入れる事が出来ます(15枚以上は並べて入れるようにしてください)。
おつりの小銭もレシートを滑らせて入れる事が出来ます。

全てのパーツに二つ以上の機能
dritto 2はどう効率的にお金を収めるかという事に注力しました。
その結果カード入れ、コインポケット、財布の蓋にそれぞれ機能を持たせる事で最小限で最大の効果を生み出しています。
カードポケット…カード入れ、カードを隠す為のフラップ
コインポケット…コイン入れ、カードの飛び出し防止フラップ
コインポケット蓋…コインの飛び出し防止、本体の蓋のストッパー
本体蓋…お札抑え、鍵入、本体の蓋ストッパー
上記が全ての機能です。全てのパーツが他のパーツに関わっている。これがrectum2の完成された姿です。
PRYM社製の最高級挽物バネホック
ホックはイタリア製のプリム社の挽物のバネホックを使用しています。
国産の物に比べるととても高価ですが外せないポイントだと思い挽物のバネホックを採用しています。
※挽物とは…旋盤を回転させて削る方法で立体的なパーツに仕上がります。通常の物は真鍮の板をプレスして成型しています。

上質なイタリアバケッタレザー使用 お手入れ不要

有名ブランドも使用しているイタリアトスカーナ地方のタンナー、バタラッシー・カルロ社の最高級バケッタレザー・ミネルバボックスを使用しています。
バケッタ製法とはイタリアに古くから続く手法で、ベジタブルタンニンでなめされた革を牛脚油(牛のすね骨や無締足を煮沸して採取したオイル)で加脂する製法です。
加工に時間がかかることと、脂が浸透しにくという反面、使い込んだ時に独特の艶、オイルが抜けにくいという特徴があります。
その為、殆どメンテナンスが必要ありません。
ごく僅かなタンナーによって継承されている伝統的な技術です。
他の革に比べ生前の傷、トラ(首の後ろの皺)などが隠れることなく出ています。
ですが使いこむことによりエイジング(経年変化)が進み、色・風合いが変わって来る事が最大の特徴になっています。
